この記事の結論
本業と両立するなら、週に使える時間を先に決め、その時間で進められる範囲に作るものを絞ります。自分でやらない部分は外注に任せるのが現実的です。MVPなら10万〜100万円(数日〜数週間)が目安なので、時間を買う手段になります。
1. 時間が足りないのは、普通のこと
本業を続けながら新しいサービスを始める人は、使える時間が限られています。平日の夜と週末だけ、という人も多いでしょう。
それでも事業は始められます。大切なのは、気合いで時間を捻出しようとせず、使える時間から計画を作ることです。
2. 週に使える時間を、正直に数える
まず、1週間のうち確実に使える時間を書き出します。
| 時間帯 | 使える時間の例 | 向いている作業 |
|---|---|---|
| 平日の朝 | 30分 | メールの返信、短い確認 |
| 平日の夜 | 1時間 | お客様への連絡、資料の確認 |
| 週末の午前 | 2〜3時間 | 考える作業、打ち合わせ |
多めに見積もらないのがコツです。体調や本業の忙しさで、予定より減るのが普通だからです。
3. 時間から「作る範囲」を逆算する
週に使える時間が決まったら、その時間で終わる範囲に、事業の内容を絞ります。
- 週に3時間なら、確認と判断だけを自分でやる
- お客様探しは、毎週決まった時間にまとめて行う
- 作る作業や、細かい調整は、外部の力を借りる
自分で全部やろうとすると、数か月たっても公開できません。公開が遅れること自体が、最大のリスクです。
4. 自分でやること、人に任せること
- 自分でやる: 何を作るかの判断、お客様の声を聞くこと、お金に関わる決定
- 任せる: 画面を作る、仕組みを作る、公開の作業、細かい修正
- 道具に任せる: メールの自動返信、予約の受付、アクセスの確認
事業の中心である「何をお客様に届けるか」は、自分で握りましょう。作る作業は、外に任せても事業は自分のものです。
5. 外注を「時間を買う手段」と考える
開発を外注するときは、費用だけでなく、自分の時間が空くことを価値として考えます。
たとえば、自分で学びながら作ると数か月かかることも、MVPとして依頼すれば、数日〜数週間で形になる場合があります。空いた時間で、お客様探しに集中できます。
Ill(イル)株式会社では、個人起業家の方のMVPを10万〜100万円の目安でお受けしています。要件により個別にご案内しますので、使える時間の相談から始められます。
6. 続けるための小さな仕組み
副業の新規事業は、続かなくなることが最大の壁です。小さな仕組みを用意しましょう。
- 週に1回、15分だけ進み具合を見る日を決める
- やることは、1週間に1つだけ決める
- うまくいかない週があっても、責めずに次の週へ進む
家族や職場とのバランスも大切です。就業規則で副業が認められているかを、最初に確認しておきましょう。
場面別:こんなときはどうする?
本業が急に忙しくなったとき:事業を止めるのではなく、その週のやることを1つに減らすと、気持ちを保ちやすくなります。
夜に疲れて、手が動かないとき:考える作業は朝や週末に回し、夜は返信など軽い作業に当てると、無理が出ません。
家族の理解が得られにくいとき:使う時間とお金の上限を、先に伝えておきましょう。小さな試験として始めると説明すれば、安心してもらいやすくなります。
8. 用語かんたん解説
- 副業:本業のほかに、行う仕事
- 逆算:ゴールから、必要な準備を考えること
- 外注:仕事の一部を、外部の会社や人に任せること
まずは、来週の空き時間を、カレンダーに書き込むことから始めましょう。
よくある質問
週に何時間くらいあれば、事業を進められますか?
進める内容によりますが、お客様の声を聞く時間と判断する時間があれば、作る作業は外部に任せられます。まず週に数時間の確保が目安です。
副業が会社にばれないか心配です。
会社の就業規則と、副業の扱いをまず確認してください。許可が必要かどうかは会社ごとに異なります。
開発を依頼すると、自分の仕事はなくなりますか?
なくなりません。何を作るか、誰に届けるかを決めるのは、事業の持ち主の役割です。作業を任せて、判断に時間を使えます。
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