この記事の結論

サービスが止まったときは、誰が気づき、誰が開発会社に連絡し、お客様へどう知らせるかを、公開前に決めておくと慌てません。止まること自体は、完全には避けられません。MVPは10万〜100万円(数日〜数週間)が目安で、月額数万円からの継続保守プランもあります(条件は個別案内)。

1. サービスが止まることは、起こりうる

どんなに丁寧に作っても、サービスが止まることはあります。大きな会社のサービスでも、一時的に使えなくなることがあります。

大切なのは、止まらないようにすることではなく、止まったときに落ち着いて動けることです。少人数の事業ほど、事前に決めておく価値があります。

2. 止まったとき、まず決めておく3つのこと

決めること具体的な内容例
誰が気づくか止まったことを見つける人・仕組みお客様からの連絡、動作を確認する通知
誰が連絡するか開発会社への連絡の担当と連絡手段担当者1人と、予備の1人
誰が知らせるかお客様への案内の担当運営者本人、またはサポート担当

担当者が休みの日のことも考えて、予備の人を1人決めておきましょう。

3. お客様への知らせ方

止まったときのお客様の不安は、情報がないことで大きくなります。分かる範囲で、早めに知らせましょう。

  • 何が起きたか: 「一部の機能が、使えない状態です」
  • いつ分かったか: 気づいた時間を伝える
  • 今の対応: 「原因を確認中です」
  • 次の連絡: 「◯時ごろに、改めてお知らせします」

原因が分からなくても大丈夫です。「確認中」と正直に伝えるほうが、信頼を保てます。

4. 知らせる場所を、あらかじめ用意する

止まったときに知らせる場所が決まっていないと、右往左往します。

  • サービスのお知らせページ(別の場所で動くもの)
  • お客様に登録してもらっているメールアドレス
  • 普段使っているSNSやLINEがあれば、その案内

サービス本体が止まっても、案内を出せる場所を別に用意しておくのがポイントです。

5. 開発会社への連絡で伝えること

開発会社に連絡するときは、次の情報があると、原因の調査が早く進みます。

  • いつから、止まっているか
  • どの画面・どの操作で、止まったか
  • エラーの表示があれば、その画面の画像
  • 何件の問い合わせが来ているか

連絡手段や、対応できる時間帯は、契約の前後に確認しておきましょう。

6. 止まったあとの振り返り

復旧したら、何が原因だったか、次はどう防ぐかを、短い記録にして残します。

  • いつ、何が起きたか
  • 原因は何だったか
  • お客様への影響
  • 再発を防ぐために、何をするか

Ill(イル)株式会社では、公開後の運用について、月額数万円からの継続保守プランをご用意しています(条件は個別にご案内します)。

場面別:こんなときはどうする?

お客様が少ない初期のとき:全員に個別でメールや連絡をする方法で、十分に対応できます。仕組みを作り込むより、誠実な連絡が信頼につながります。

原因が、外部のサービスにあるとき:自分たちでは直せない場合もあります。その場合も、状況をお客様に伝え続けることが、運営者の役割です。

何度も同じ問題が起きるとき:振り返りの記録を見返し、同じ原因がないかを確認します。開発会社と、根本的な対策を相談しましょう。

8. 用語かんたん解説

  • 障害:サービスが、正しく動かなくなること
  • 復旧:止まったサービスを、元に戻すこと
  • 保守:公開後も、安定して動くように守り続けること

まずは、連絡先を1枚にまとめて、すぐ見られる場所に置きましょう。

よくある質問

夜中や休日に止まったら、すぐ対応してもらえますか?

対応の時間帯は、会社や保守の内容で異なります。依頼前に、連絡できる時間と対応の範囲を確認しておきましょう。

お客様から、返金を求められたらどうしますか?

返金の扱いは、サービスの規約に関わります。事前に規約へ考え方を書き、専門家にも確認しておくと安心です。

障害の記録は、どのくらい詳しく残せばよいですか?

日時、原因、影響、対策の4点が書かれていれば十分です。短くても、残すことが大切です。

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