この記事の結論
サービス名、ドメイン(Webの住所)、各種アカウントは、自分の名義で用意するのが基本です。開発会社に任せきりにすると、あとで引き継ぎや移管で困ることがあります。開発を頼む前に、この5点を準備しましょう。
1. 名前とアカウントは、事業の土台
サービスを作るとき、画面や機能に目が向きがちですが、実は名前、ドメイン、アカウントが、事業の土台です。
これらは、あとから変えにくく、変えると、お客様にも影響が出ます。開発を頼む前に、自分で決めておきましょう。
2. 準備する5つのこと
| 準備すること | ポイント |
|---|---|
| サービス名 | 覚えやすく、読み方が分かる。似た名前がないか調べる |
| ドメイン | Webの住所。自分の名義で取得する |
| メール | サービス専用のメールアドレスを用意する |
| 各種アカウント | クラウドや、アプリストアの登録を、自分名義で |
| 連絡先の管理 | ログイン情報は、共有の安全な場所に保管する |
3. サービス名の決め方
サービス名は、短く、読みやすく、検索しやすいものが理想です。
- 声に出して、読みやすいか
- 同じ名前のサービスや商標が、すでにないか(検索で確認)
- あとで事業が広がっても、使えるか
商標(名前の権利)が関わる場合は、専門家に確認すると安心です。
4. ドメインとアカウントは、自分の名義で
ドメインや、アプリストアのアカウントは、開発会社の名義で取ると、あとで移すのが大変になります。
- ドメイン: 自分で、取得サービスに登録する
- クラウド: 自分のアカウントを作り、開発会社に権限だけを渡す
- アプリストア: 自分(または自社)の名義で登録する
開発会社には、必要な権限だけを渡し、パスワードそのものは共有しないのが安全です。
5. 場面別:こんなときはどうする?
希望の名前が、すでに使われているとき:無理に近い名前にせず、別の案を3つほど用意して、比べましょう。
共同で事業を始めるとき:アカウントの名義を、誰にするかを先に決めましょう。人が変わっても困らないよう、会社や共有のメールアドレスで登録するのがおすすめです。
ログイン情報を、なくしたとき:登録したメールアドレスで、再設定ができる場合が多いです。メールを管理できる状態にしておくことが、一番の備えです。
6. まとめと、用語かんたん解説
サービス名、ドメイン、各種アカウントは、自分の名義で用意するのが基本です。開発会社には、必要な権限だけを渡しましょう。
- ドメイン:インターネット上の、サイトの住所
- アカウント:サービスを使うための、登録情報
- 商標:サービス名や商品名を守る、権利
名前と名義は、事業の土台です。手元に持っておくことで、あとの選択肢が広がります。
準備のなかで、いちばん後回しにされやすいのが、ログイン情報の管理です。誰が、どこに保管するかを、最初に決めておきましょう。
サービスが育ってから名前や住所を変えると、お客様にも検索にも影響が出ます。最初に慎重に決めておくことで、あとの手間を大きく減らせます。
7. 準備のあと、相談する
ここまで準備ができていると、開発会社との話が、ぐっと進みやすくなります。
Ill(イル)株式会社では、準備の段階からのご相談も承っています。MVPは10万〜100万円・数日〜数週間が目安です。名義や権限の渡し方も、ご案内します。
よくある質問
ドメインの費用は、どのくらいかかりますか?
種類によって異なりますが、多くの場合、年間で数千円程度です。取得するサービスの料金表を確認しましょう。
開発会社に、取得を任せてもよいですか?
手続きを手伝ってもらうのは構いませんが、名義は自分にしておきましょう。あとで移すと、手間や費用がかかることがあります。
サービス名が、まだ決まっていません。
仮の名前で開発を始めることもできます。ただし、公開前には、ドメインやアカウントの名前と合わせて、決めておきましょう。
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