この記事の結論
受け入れ確認(検収)は、依頼したとおりに動くかを、実際に使って確かめる作業です。専門知識は不要です。事前に確認項目を決め、実際の使い方の流れで試し、気づいた点は画面の写真つきで伝えましょう。
1. 受け入れ確認とは、何をするのか
開発会社から納品されたシステムやアプリが、依頼した内容どおりに動くかを、発注側が確かめる作業を、受け入れ確認(検収)と呼びます。
難しく聞こえますが、やることは実際に使ってみることです。IT の専門知識がなくても、できます。大切なのは、事前に準備をしておくことです。
2. 確認の前に決めておく3つのこと
- 確認する項目: 最初に決めた「できること」の一覧を、チェック表にする
- 確認する人: 実際に使う人も、一緒に試す
- 確認する期間: 「1週間で確認します」など、期間を決めておく
確認項目は、契約前や打ち合わせで決めた機能の一覧から作ります。一覧がなければ、納品の前に、開発会社と一緒に作っておきましょう。
3. 実際の使い方の流れで試す
機能を一つずつ試すより、実際の使い方の順番で、通して試してみましょう。
| 確認すること | 試し方の例 |
|---|---|
| 登録・ログイン | 新しい人として、登録してログインしてみる |
| 主な操作 | 予約や注文など、一番大事な流れを、最初から最後まで通す |
| 間違った操作 | 入力を空にして送る、同じ操作を2回する |
| 見え方 | スマホとパソコンの両方で、画面を見る |
失敗する場合の動きも、必ず試しましょう。普通の人は、思いがけない操作をします。
4. 不具合の伝え方
おかしな動きを見つけたら、次の4点を伝えると、直してもらいやすくなります。
- 何をしたか(操作の順番)
- 何が起きたか(画面の写真があると確実)
- 本来は、どうなるはずか
- 使った端末(スマホの種類など)
「動きがおかしい」だけでは、原因を探すのに時間がかかります。写真と手順を添えるのが、一番の近道です。
5. 場面別:こんなときはどうする?
動作は問題ないが、使いにくいと感じたとき:「間違い」ではなく「改善の希望」として、別に整理しましょう。直すかどうかは、費用と効果を見て決めます。
確認する時間が、取れないとき:全部を一度に見ず、一番大事な流れだけを先に確認しましょう。残りは、日を分けて進めても構いません。
直してもらったら、別の場所がおかしくなったとき:よくあることです。直したあとは、前に確認した流れも、もう一度、簡単に試しましょう。
6. まとめと、用語かんたん解説
受け入れ確認は、特別な知識がなくてもできます。実際の使い方の順番で、通して試し、気づいた点は、写真と手順を添えて伝えるのが基本です。
- 検収:納品されたものが、依頼どおりか確かめて受け取ること
- 不具合:思っていた動きと、違う動作のこと
- 動作確認:実際に操作して、正しく動くか試すこと
確認の項目を、事前に決めておくことが、スムーズな受け取りの鍵です。
7. 確認が終わったら
確認が終わったら、直してもらう点を一覧にして、期限を決めましょう。直ったものは、もう一度、同じ方法で確かめます。
Ill(イル)株式会社では、MVPは数日〜数週間で作り、公開前に、一緒に動作を確認する進め方をご提案しています。確認のやり方が分からない場合も、お手伝いしますので、ご相談ください。
よくある質問
確認する期間は、どのくらいが適切ですか?
規模によりますが、小さなMVPなら、数日〜1週間が目安です。事前に開発会社と、期間を決めておきましょう。
専門知識がなく、確認に自信がありません。
実際に使う人の目で確かめることが一番大切です。確認項目のチェック表を、開発会社と一緒に作ると安心です。
あとから不具合が見つかった場合は?
対応の範囲や期間は、契約や取り決めによって異なります。納品前に、どこまで対応してもらえるかを、確認しておきましょう。
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