この記事の結論
最初の依頼メールには、目的、作りたいもの、使う人、希望の時期、予算の目安の5つを短く書きます。細部が決まっていなくても大丈夫です。MVPなら10万〜100万円(数日〜数週間)が目安なので、予算の幅を伝えると話が早く進みます。
1. 最初のメールは、完璧でなくてよい
開発会社に初めて連絡するとき、「ちゃんとした企画書が必要では」と心配になる人は多いです。けれども、最初のメールは相談の入口です。細かい仕様まで決まっている必要はありません。
大切なのは、相手が「何を、いつまでに、いくらくらいで」考えているのかを、つかめることです。この5点が伝われば、返信がもらいやすくなります。
2. 書いておきたい5つの項目
| 項目 | 書く内容 | 例 |
|---|---|---|
| 目的 | 何のために作りたいか | 副業として、予約サービスを試したい |
| 作りたいもの | ざっくりした内容(Web・スマホなど) | スマホで使えるWebの予約画面 |
| 使う人 | 誰が、どんな場面で使うか | 個人サロンの利用者 |
| 希望の時期 | いつごろ公開したいか | 2か月後に試したい |
| 予算の目安 | 出せる金額の幅 | まずは数十万円で検証したい |
分からない項目は、「未定です」と書いて構いません。正直に書くほうが、相談しやすくなります。
3. 避けたい書き方
- 「安く作ってください」とだけ書く(範囲が分からず、見積もりが出せません)
- アイデアの説明だけが長く、希望の時期や予算がない
- 「秘密のアイデアなので詳細は言えません」とだけ書く
- 複数の開発会社に、同じ文面をそのまま送って、その旨を伝えない
アイデアを守りたいときは、秘密保持の取り決め(NDA)を結んでから、詳しい話をする方法があります。メールの時点では、概要だけで十分です。
4. 例文
次のような形が、基本です。自分の言葉に書き換えて使ってください。
- はじめまして。◯◯と申します。個人で、予約サービスの立ち上げを考えています。
- スマホで使えるWebの予約画面を、まず小さく作って試したいです。
- 想定している利用者は、個人サロンのお客様です。公開は2か月後を希望しています。
- 予算は、まず数十万円で検証できればと考えています(相談しながら調整したいです)。
- 細かい仕様は決まっていません。一度、お話を聞いていただけますでしょうか。
5. 場面別:こんなときはどうする?
返信が、なかなか来ないとき:3〜4営業日たっても返信がなければ、一度だけ、短く確認のメールを送ってみましょう。メールが届いていない場合もあります。
見積もりの金額が、予算を超えたとき:「この範囲で、何を削れば収まりますか?」と、聞いてみましょう。機能を絞る提案をもらえることが多いです。
専門用語が並んだ返信が来たとき:分からない言葉は、そのまま質問して構いません。分かりやすく説明してくれるかどうかは、会社を選ぶときの、大切な目安にもなります。
6. まとめと、用語かんたん解説
最初の依頼メールは、目的、作りたいもの、使う人、希望の時期、予算の目安の5つが伝われば十分です。決まっていない点は、「未定です」と正直に書きましょう。
- NDA:秘密を守る約束を、文書で交わすこと
- 見積もり:作る内容と、かかる費用の見込み
- 概算:細かい点は決まっていない段階の、おおよその金額
完璧な企画書より、相談しやすい最初の一通が、前に進む力になります。
7. 返信をもらったあとの進め方
返信が来たら、次の順で進めましょう。
- 打ち合わせの日程を決める
- 聞かれたことに、分かる範囲で答える
- 概算の見積もりをもらい、何が含まれているかを確認する
Ill(イル)株式会社では、MVPを10万〜100万円・数日〜数週間の範囲でご提案しています。標準規模は100万〜300万円(目安・約1〜2ヶ月)、大規模は個別見積もりです。まだ形になっていない段階でも、お気軽にご相談ください。
よくある質問
アイデアを盗まれないか心配です。
最初は概要だけを伝え、詳しい話の前に、秘密保持の取り決め(NDA)を結ぶ方法があります。気になる場合は、メールで先に相談してみましょう。
予算が決まっていなくても、相談できますか?
できます。「まず数十万円で試したい」など、幅で伝えると、現実的な提案をもらいやすくなります。
複数の会社に、同時に相談してもよいですか?
問題ありません。比較は自然なことです。同じ内容を伝えて、提案の違いを確認しましょう。
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