この記事の結論
商品を売るネットショップは、Shopify(世界で使われているネットショップの仕組み)を使えば、10万〜100万円・数日〜数週間で始められます。独自の機能が必要になった部分だけを、あとから作り足すのが、無駄の少ない進め方です。
1. ネットショップは、まず「既製の仕組み」で始めます
ネットショップを作る方法は、大きく2つあります。既製の仕組み(Shopifyなど)を使う方法と、すべてを一から作る方法です。
商品を売る事業を始める個人の方や、会社の新規事業として通販を始める担当者の方には、まず既製の仕組みで始めることをおすすめします。商品の登録、カート、支払い、注文の管理が、はじめから揃っているからです。
一から作ると、同じ機能を作るために、数か月と大きな費用がかかります。売れるかどうか分からない段階では、費用の面でも時間の面でも、重い選択です。
2. Shopifyでかかる費用の考え方
既製の仕組みを使うときの費用は、次の3つに分けて考えます。
- 月々の利用料:サービスに払う、毎月の料金
- 決済の手数料:売れたときに、決済会社に払う割合
- 初期の設定・デザイン費:お店の見た目や商品登録を整える費用
月々の料金と手数料は、売上に応じて動く費用です。金額は変わることがあるため、契約の前に、公式の最新の案内で確認してください。
3. 自社で作り足すほうがよい場面
既製の仕組みだけで足りない場合、必要な部分だけを作り足すことができます。
- 自社の在庫管理や、会計のシステムとつなぎたい
- セット商品や、オーダーメイドなど、独自の注文の流れがある
- 会員ごとの特別価格など、細かい価格のルールがある
- 定期購入や、予約販売など、独自の売り方をしたい
こうした部分だけを追加で作れば、土台の費用は抑えたまま、自社に合った形にできます。
4. 安く作って、育てていく進め方
- 最初は標準の機能で開店する:商品を10〜20点だけ登録し、売れるかを確かめる
- 売れ方を見る:どの商品が、どの経路で売れたかを記録する
- 困っていることを足す:手作業が増えた部分から、自動化する
Ill(イル)株式会社では、Claude Code(AIを使った開発ツール)と、ベトナムの開発チームの分業で、追加の機能も短い期間でお受けしています。
5. 開店前のチェックリスト
- 売りたい商品と、想定するお客様を、一文で書けたか
- 送料や返品の決まりを、事前に決めたか
- 特定商取引法に基づく表記など、必要な表示を準備したか
- 商品の撮影や説明文の準備が、できているか
- 売れなかった場合の、見直しの基準を決めたか
システムより先に、商品とお客様の準備が、売上を左右します。
ネットショップ構築の費用の目安
構築のしかたによる、費用の目安です。Ill(イル)株式会社の金額は、機能や条件により変わります。
| 開発の規模 | 主な内容 | 他社の目安 | Ill(イル)株式会社 | 想定期間 |
|---|---|---|---|---|
| 既製の仕組みで開店 | Shopifyなどの標準機能での開店、基本の設定 | 50万〜150万円程度 | 10万〜100万円 | 数日〜数週間 |
| 独自の機能を追加 | 在庫・会計との連携、独自の注文の流れ | 200万〜600万円程度 | 100万〜300万円(目安) | 約1〜2ヶ月 |
| 一から作る | 完全に独自の設計、多数の商品・会員への対応 | 600万円以上 | 個別見積もり | 要件により異なる |
他社の目安は、一般的な傾向を示した参考値です。サービスの月額料金は含みません。
よくある質問
Shopifyで始めたあとに、独自の機能を追加できますか?
追加できます。標準の機能で開店して、足りない部分だけを作り足す方法が、費用と時間の面でおすすめです。
ネットショップの運営は、IT知識がないと難しいですか?
日々の商品登録や注文の確認は、画面の操作だけでできます。最初の設定や、特別な機能の追加だけ、開発会社に任せる方法があります。
自社で一から作るべきなのは、どんな場合ですか?
既製の仕組みでは実現できない独自の売り方があり、その売り方がすでに収益になると分かっている場合です。それまでは、既製の仕組みで十分なことが多いです。
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