この記事の結論
システム開発の適正価格は、「何を作るか」で大きく変わるため、金額だけでは判断できません。見積もりは、内訳が項目ごとに書かれているか、必要のない機能が入っていないかを確認しましょう。MVP(最小限の試作品)は10万〜100万円・数日〜数週間、標準的な規模は100万〜300万円(目安・約1〜2か月)が、Ill(イル)株式会社の目安です。
1. 「適正価格」は、金額だけでは決まりません
同じ「顧客管理システム」でも、画面の数、利用する人数、他のシステムとの連携によって、費用は何倍も変わります。金額だけを他社と比べても、条件が違えば比べられません。
適正かどうかは、「何が、どこまで含まれているか」で判断します。まず、自分たちが作りたいものを、簡単に整理しておきましょう。
2. 見積もりで、まず確認する5つの項目
- 内訳が項目ごとに書かれているか(「一式」だけの記載は、中身を質問する)
- 作る機能の一覧が、書かれているか
- 作業の期間と、進め方が説明されているか
- 完成後の保守や、追加費用の条件が書かれているか
- 見積もりの有効期限や、含まれない作業が書かれているか
書かれていない項目は、遠慮なく質問してください。丁寧に答えてくれるかどうかも、会社を選ぶ大切な目安です。
3. 上乗せを防ぐために、発注側ができること
- 必ず必要な機能を3つ以内にしぼり、「あれば嬉しい機能」は別に書く
- 2〜3社から、同じ条件で見積もりを取る
- 最初は小さな版(MVP)にして、効果を見てから広げる
- 「この機能を外すと、いくら下がりますか?」と聞いてみる
機能を外したときの金額の変化が分かると、その機能が本当に必要かを判断しやすくなります。
4. 安すぎる見積もりにも、注意が必要です
他社より極端に安い見積もりは、作る範囲が小さいか、必要な作業が含まれていない可能性があります。あとから追加費用が発生して、結果的に高くなることもあります。
- 含まれていない作業がないか、書面で確認する
- 追加の依頼が出たときの費用の決め方を、聞いておく
- 過去の似た実績を、説明してもらう
5. Ill(イル)株式会社の費用の目安
Ill(イル)株式会社では、AI(Claude Code)を使った開発と、ベトナムの開発チームを組み合わせて、費用を抑えています。目安は次のとおりです。
- MVP(最小限の試作品):10万〜100万円・数日〜数週間
- 標準的な規模:100万〜300万円(目安・約1〜2か月)
- 大規模なもの:要件により個別見積もり
月額数万円からの継続保守プランもあります(条件は個別にご案内します)。
規模ごとの費用の見方
規模ごとの費用を、次の表にまとめました。他社の金額は、一般的な受託開発の目安であり、内容によって変わります。
| 開発の規模 | 主な内容 | 他社の目安 | Ill(イル)株式会社 | 想定期間 |
|---|---|---|---|---|
| 小さな試作品(MVP) | 必ず必要な機能を3つ以内にしぼった最初の版 | 300万〜500万円 | 10万〜100万円 | 数日〜数週間 |
| 標準的な業務システム | 権限の管理、画面と帳票、データの一覧・検索 | 600万〜1,200万円 | 100万〜300万円(目安) | 約1〜2ヶ月 |
| 大規模なシステム | 多数の利用者、他システムとの連携、高い安全性 | 1,500万〜3,000万円 | 個別見積もり | 要件により異なる |
見積もりを比べるときは、金額だけでなく、含まれる内容を同じにそろえて比べましょう。
よくある質問
見積もりが高いと感じたとき、どうすればよいですか?
まず、内訳を項目ごとに出してもらいましょう。そのうえで、必ず必要な機能と、あとで足せる機能に分け、最初の版の範囲を小さくすると、金額を下げやすくなります。
複数社から見積もりを取るとき、気をつけることはありますか?
各社に、同じ条件(目的・作りたいこと・予算・時期)を伝えましょう。条件が違うと、金額を比べられません。A4用紙3枚ほどのメモを用意すると、比べやすくなります。
値引きの交渉は、してもよいですか?
金額そのものを下げる交渉より、「最初に作る範囲を小さくする」相談のほうが、お互いに納得しやすいです。範囲を整理すると、品質を保ったまま費用を抑えられる場合があります。
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