障害者福祉施設と利用者を繋ぐアクセシビリティ特化型マッチングプラットフォーム開発
クライアント業種
障害福祉・ソーシャルケア / 自治体支援
開発期間
約4ヶ月
提供スコープ
アクセシビリティ設計、UI/UXデザイン、施設管理画面開発、ユーザー向けスマホアプリ開発、AWS構築
1. 課題と導入前のボトルネック
障害福祉サービス(就労支援・放課後デイ)を探す保護者や当事者にとって、各施設の空き状況やプログラム内容の情報が紙や自治体PDFに散在し、最適な施設が見つからないという課題がありました。
- リアルタイムの施設空き枠情報が不明: 各施設に電話で1件ずつ問い合わせる必要があり、利用開始までに数ヶ月を要していた。
- アクセシビリティの未対応: 視覚・聴覚・認知特性を持つ当事者が操作できるWebサイト・アプリが存在せず、情報アクセスの格差が生じていた。
- 施設側の管理・連絡業務の煩雑化: 見学予約や通所連絡が電話・手書きで行われ、施設職員の事務負担が過重化していた。
2. Ill(イル)株式会社による設計・開発アプローチ
Ill(イル)株式会社 では、Webアクセシビリティ国際規格(WCAG 2.1 AA)に完全準拠し、当事者・施設双方にとって極限までシンプルなUIを設計しました。- ユニバーサルデザイン & 音声読み上げ最適化: スクリーンリーダー対応、コントラスト比の厳格準拠、ピクトグラムを活用した直感的な検索インターフェースを実装。
- ワンタップ空き状況確認 & 見学予約システム: 施設側がカレンダー上で空き枠を登録し、ユーザーが条件(車椅子対応、送迎有無、医療ケア等)で即座に絞り込み予約できる仕組みを構築。
- 施設向け簡易連絡帳 & 記録管理ダッシュボード: 日々の利用実績や連絡事項をスマホ・タブレットから簡単入力できる施設専用ポータルを提供。
- 高セキュリティな個人情報・医療情報保護: 暗号化ストレージと細粒度アクセス権限により、要配慮個人情報を厳格に保護。
3. 導入効果とビジネスインパクト(ROI実績)
リリースから半年で全国200以上の福祉施設が登録し、月間見学マッチング件数が1,500件を突破。
保護者の施設探し期間が平均2ヶ月から1週間に短縮され、施設側の見学受付・電話対応工数が月間約40%削減されました。福祉テックとしての高い社会的評価を獲得しています。
よくある質問(FAQ)
Q. Webアクセシビリティ(JIS X 8341-3 / WCAG)への準拠テストは可能ですか?
A. はい。キーボード操作、音声読み上げツール(VoiceOver/NVDA等)、カラーコントラスト測定器を用いた実機テストを実施し、ガイドライン適合を保証します。
Q. 自治体や助成金(IT導入補助金など)を活用した開発相談はできますか?
A. はい。福祉事業者向けの補助金申請要件に合わせたシステム仕様書の策定や見積内訳の作成に対応可能です。