WebRTCビデオ通話&オンライン決済・電子処方箋対応の遠隔診療プラットフォーム
クライアント業種
医療法人・クリニック / ヘルスケア・オンライン診療
開発期間
約4ヶ月
提供スコープ
医療セキュリティ要件定義、WebRTCビデオ通話開発、オンライン問診票、クレジットカード決済、電子カルテ連携
1. 課題と導入前のボトルネック
通院が困難な慢性疾患患者や遠隔地在住の患者向けにオンライン診療を導入しようとしたものの、既存の汎用ビデオ通話ツールでは医療セキュリティや決済が不十分でした。
- 患者側のアプリインストール負担: 専用アプリのダウンロードや会員登録が複雑で、特に高齢者層の利用ハードルが高かった。
- 予約・問診・診療・決済がバラバラ: 予約は電話、問診は紙、通話はZoom、支払いは銀行振込と業務が分断され、スタッフの事務工数が過大。
- 医療情報ガイドライン(3省2ガイドライン)への適合: 厚生労働省・総務省・経産省が定める医療情報セキュリティ基準のクリアが必須。
2. Ill(イル)株式会社による設計・開発アプローチ
Ill(イル)株式会社 では、患者がURLをタップするだけでアプリなしで診察室に入室できる超軽量Web診療システムを構築しました。- アプリ不要のWebRTC高画質・低遅延ビデオ通話: ブラウザ(Safari / Chrome)上で安定した暗号化ビデオ通話を実現し、診察中の資料・画像共有にも対応。
- 動的分岐オンライン問診票: 患者の主訴に応じて質問が自動展開する問診フォームを実装し、診察前に医師がカルテ確認を完了可能に。
- 診察後自動クレジットカード決済: Stripe決済を統合し、医師が診察完了ボタンを押すと処方箋料・診察料が自動決済される仕組みを構築。
- 医療ガイドライン準拠の堅牢な暗号化インフラ: データベース暗号化、通信の完全TLS化、アクセス証跡の改ざん防止ログを完備。
3. 導入効果とビジネスインパクト(ROI実績)
クリニックのオンライン診療件数が月間1,200件を突破し、遠隔地からの新患獲得数が前年比3倍に拡大。
受付・会計の事務時間が1患者あたり平均15分削減され、院内感染リスクの低減と患者満足度95%を達成しました。
よくある質問(FAQ)
Q. 3省2ガイドライン(医療情報システムの安全管理に関するガイドライン)に準拠していますか?
A. はい。データの暗号化、通信経路の保護、詳細なアクセスログ管理など、厚生労働省等の医療情報ガイドラインに適合した設計を実施します。
Q. 既存の電子カルテやレセコンと患者データの連携は可能ですか?
A. はい。HL7/FHIR規格やCSV/API連携により、既存電子カルテとの患者基本情報・処方データの連携が可能です。