日報ダッシュボードとサイト健全性レポートで運用を可視化する自社事例
AI社員の日報を一覧できる画面(ダッシュボード)と、ホームページの応答や表示速度を自動で測るレポートの2つで、運用の状況を数字と変化で確認できるようにしています。何から直すかを、勘ではなく根拠で決められます。
1. なぜ必要か:情報がバラバラだと、何から直すか決められない
日報、検索の数字、サイトの表示速度の測定結果がそれぞれ別の場所にあると、全体の様子がつかめません。その結果、何から改善するかも決めにくくなります。
- 情報が散らばる: 日報・検索の数字・速度の測定が別々で、全体像が見えない。
- 手作業の測定は続かない: 表示速度を毎回手で測ると、変化を比べ続けられない。
- 体感と数字のずれ: 推定値だけを見ていると、実際の表示速度と差が出ることがある。
2. 全体の構成:一覧画面と、自動の測定の2本立て
| 仕組み | 分かること | 更新のしかた |
|---|---|---|
| 日報ダッシュボード(一覧画面) | AI社員の日報の一覧、変化の推移、人の判断が必要なこと | 日報が記録されるたび |
| サイトの健康診断レポート | 主な画面の応答の速さ、Googleの速度測定(PageSpeed)の結果 | 必要なときに手動で実行 |
| 表示速度の詳細レポート(Lighthouse) | 何回か測った表示速度。推定値と実際の測定値の比較 | 必要なときに手動で実行 |
測定結果はファイルとして保存されるので、改善の前と後を並べて比べられます。
3. 日報ダッシュボード:判断が必要なことが一目で分かる
AI社員が記録した日報(公開した記事、残りの記事、自動処理の成否、検索の数字)を一覧にして、変化を見られます。「人の判断が必要なこと」が目立つようにしてあるので、毎日の確認は「画面を開いて、判断が必要なものだけを見る」作業になります。
4. サイトの健康診断:推定値と実際の測定値を並べて見る
ホームページの表示速度は、推定値(シミュレーション)だけを見ると、実際の体感とずれることがあります。そこでIll(イル)株式会社のレポートでは、何回か測定し、推定値と実際の測定値(ページが表示され始めるまでの時間など)を並べて確認できるようにしています。
これで「どのページが遅いか」「改善して何が変わったか」を数字で判断できます。測定は自動で実行し、結果はそのまま保存されます。
5. 得られた効果:根拠をもって、直す順番を決められる
運用の状況を数字と変化で見られるようになり、改善の優先順位を根拠をもって決められます。測定が自動なので、手作業の測り忘れも起きません。
改善は、人が内容を確認してから反映し、レポートの記録と見比べて効果を確かめます。「測る→直す→もう一度測る」という流れが、サイトの品質を保つ土台です。
6. 新しいサービスづくり(MVP)への活かし方
ここで紹介した「AIに役割を渡し、最後の確認は人がする」というやり方は、新しいサービスの試作品(MVP)づくりにもそのまま使えます。
ダッシュボードや管理画面は、必要な数字を絞った最小限の形なら、試作品として早く作れる分野です。Ill(イル)株式会社は、AIを使った開発(Claude Code)とベトナムの開発チームを組み合わせ、試作品(MVP)を10万〜100万円・数日〜数週間から作っています(内容により個別にお見積もりします)。
- ダッシュボード
- 大事な数字や状況を、1つの画面にまとめて見られるようにしたものです。車の運転席のメーターのようなものです。
- PageSpeed / Lighthouse(ライトハウス)
- Googleが提供している、ホームページの表示の速さなどを点数で測る道具です。
- GitHub Actions(ギットハブ アクションズ)
- 決めた条件で、作業を自動で実行してくれるサービスです。
- MVP(エムブイピー)
- 最低限の機能だけで作る「試作品」のことです。
よくある質問(FAQ)
Q. 社内向けのダッシュボードを、試作品として作ることはできますか?
A. できます。必要な数字を絞った最小限の形であれば、数日〜数週間での開発が見込めます。試作品の価格の目安は10万〜100万円で、内容により個別にご案内します。
Q. サイトの表示速度の測定を自動にすると、何が良いのですか?
A. 決まったタイミングで測って記録が残るため、改善の前と後を比べて効果を確かめられます。手作業の測り忘れも防げます。
Q. 推定値と実際の測定値は、何が違うのですか?
A. 推定値は、決まった条件で再現して出した見込みの値です。実際の測定値は、本当に測ってみて得た値です。両方を並べると、実際とのずれが分かります。